
蜂の子の歴史
蜂の子は古くから高貴薬として、精力増強の秘薬として使用されてきました。
約2000年前の中国最古の薬物学書といわれる『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』によると、蜂の子は「上品(じょうほん)」と認められ、生命を養うもので、体を軽くし、元気を増し、不老長寿の作用があると記載されています。
また、中国の明時代の本草書『本草綱目(ほんぞうこうもく)』によると、心腹痛、黄疸、皮膚の感染症、風疹、便秘、梅毒、婦人科疾患などにも効果的です。
そして、日本国外のルーマニアでは、蜂の子はアピセラピー(ミツバチ産品を用いた治療)に利用されています。
このように、蜂の子は、さまざまな可能性を秘めた薬として世界各地で使われてきたのです。